日々考えたり

プログラミング学習記録、読んだ本の感想など

どちらをとるか

今は「イーロン・マスクの世紀」という本を読んでいます。

 

イーロン・マスク、非常に有名なEV自動車の会社、テスラの経営者だけども、彼がどんな人までかは良く知りませんでした。ただ、今の資本主義社会のトップをひた走るわずかな人々の一人ということだけは確かです。

 

現在、世界の巨大企業は大きく2タイプに分かれています。

 

一つはテスラ、アップルといった、強烈な個性で製品を世に送り出す企業。製品が彼らのアートであり、妥協無用の製品設計、製造を追及。

 

もう一つは、ユーザー主義のアマゾン、グーグル。いかに便利で顧客に寄り添えるかを徹底的に追及し、彼らなしでは昨今のユーザーは生きていけないのでは。

 

後者のユーザー主義は生活のインフラ、前者製品主義は刺激をくれるスパイスともとれるように思います。

 

 

働くとしたら、

どちら側の人間になりたいか?

どちらの主義に共感するか?

そして、どちらの思想が勝利するのか?もしくは永遠に共存するのか?

 

もはや正しいとか間違っているの世界を完全に超えていて、どちらが好きか、という観点でしか語れない。。。。

私は末端のエンジニアですが、向いているかどうかはともかくとして、やはりイーロン・マスク派、製品主義に憧れます。

優れた製品というものは、美しいものだと思っています。プログラミングひとつでもそうです。同じ機能を二人の人がそれぞれコーディングしたとしても、見た目に美しいコードのほうがメンテナンス性が高く、汎用性が高いのは事実です。

 

一方日本企業はどうかというと、おそらく大手は従業員主義じゃないかと思います。

それがいつまで続くのか?

こっちも気になります。

 

イーロン・マスクの世紀

イーロン・マスクの世紀

  • 作者:兼松 雄一郎
  • 発売日: 2018/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)