日々考えたり

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Powershell 関数(計算式)作成・削除

Powershellについて、どうしてWindowsを長いこと使ってきたのに知らなかったのだろうと自分にがっかりしたので、気軽に試せる内容をメモすることにしました。

PowerShell(パワーシェル)は、マイクロソフトが開発した拡張可能なコマンドラインインターフェイス (CLIシェルおよびスクリプト言語である。

(wikipedia引用)

Windows7からWindows Powershellを標準搭載しているようなので、Windows7、10のユーザーは何もインストールせずに使用可能です。

 

使用環境:Windows10, Windows Powershell5.1

 

Powershell立ち上げ

Windows Powershellを選択し起動。

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Powershellが起動しました。

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関数(計算式)の登録

>Function 関数名 { 登録したい計算式 }

今回は、「2+3」をさせてみたいので、下記を打ち込みます。

Function sum1 { 2 + 3 }

これでsum1という関数に、「2+3」が登録されました。

 

関数呼び出し

>関数名

sum1と打つだけで、登録した関数の結果が得られます。今回は「5」が得られました。

f:id:sig_nai:20200711161117p:plain

さらに・・引数を与えた関数の場合

引数を与えて関数を作成する場合は、$args[0], $args[1]...という変数を使います。

>Function 関数名 { $args[0]...を変数として使った計算式 }

今回は、「引数1 * 引数2」という掛け算を「sum2」として登録してみます。

Function sum2 { $args[0] * $args[1] }

 

登録したら、sum2を実行してみます。

>関数名 引数1 引数2

今回は引数に5と8を与えてみます。

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 「40」が得られました。

 

関数の削除

いらなくなった関数は削除しておきます。

>Remove-Item Function:関数名

で削除できます。

Remove-Item function:sum1

 

登録済み関数の一覧

自分関数がちゃんと登録されているかどうかは、

>Get-ChildItem Function:関数名

で確認できます。関数を削除した場合も、ちゃんと削除されているか確認するのが良いと思います。

登録されている場合の表示

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 登録されていない場合の表示

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注記:

公式ページでは、関数名は

動詞-プレフィックス+名詞  (例:Get-PrivData)

のようにつけることが推奨されていました。プレフィックス(上記例だと「priv」、privateの意味でつけてみました。)をつける目的は、ほかの関数との競合を避けるためだとのことです。

 

Windows Powershellは、もう一つのPowerShell Coreと合流して今年2020年に、「Powershell 7」となり、こちらが主流になっていくようです。

docs.microsoft.com

PowerShell 7はWindows Powershellと共存可能で、MacLinuxでも使用可能とのことでした。下図OSシェアのようにAppleの追い上げはありますが、企業ではまだまだWindowsが主流なので、Powershell、注目してみたいと思います。

 OSシェア(PC)

 

Source: StatCounter Global Stats - OS Market Share

 

 

 

 

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