日々考えたり

プログラミング学習記録、読んだ本の感想など

読書「AIまるわかり」

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最近AIに関する記事をたまに覗いているけれども、全体像を理解していないと思ったので、この本を手に取ってみた。

 

2017年の本だけれども、初心者で基礎知識も何もない自分にはちょうどよかったかもしれない。これまで誰かがネット上で触れていた興味深い話題もところどころ出てきた。

 

そもそも、これまでの機械学習ディープラーニングの違い、言葉はよく聞くが具体的にどう違うのだろうか。

これについて、おぼろげながらこの本で概要が理解できた。

これまでの機械学習は、あくまで人間が、インプット・アウトプットの例とともに、AIが判断するためのルールを与えていた。これをディープラーニングでは、大量のインプット・アウトプットの例を与えることで、AIのニューラルネットワークと言われる解析ロジックを適切に整え、これに基づいて判断させる。要するに、人間がディープラーニングを使うには、大量のインプットとアウトプットを与えるだけ。これまでの機械学習のように、ルールを人間が考えるよりもハードルは低く、コンピュータの性能が飛躍的に高くなった今では、処理にかかる時間も待てないほどではない。

ディープラーニングは、人間の脳の一部を再現したもの、というように感じる。

 

また、AIの様々な使用例があったが、聞いたことのない言葉は時々調べながら読み進めた。

これからも刻々と変わるAIのニュースに、アンテナを張って理解していく手助けになると思える一冊だった。

 

 

AI(人工知能)まるわかり (日経文庫)

AI(人工知能)まるわかり (日経文庫)

 

 

 

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